Weekly Report
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「楽しく一緒に気分よく」
東京六本木ロータリークラブ会長
令和5年10月30日発行 第770号
2023・2024年度 No.14
卓話『楽しくなけりゃ意味ないね』
国際ロータリー第2750地区 ガバナー 宮崎 陽市郎様
場所:グランドハイアット東京
ご略歴
1984年 4月 株式会社ミタカロジスティクス 入社
2003年 2月 株式会社ミタカヴィアクル 代表取締役就任
2004年 1月 株式会社ミタカロジスティクス 代表取締役就任
2017年 12月 ミタカホールディングス株式会社 代表取締役就任
ロータリー歴
1980年 4月 東京三鷹ローターアクトクラブ入会
1988-89年 2750地区ローターアクト代表
1999年 6月 東京三鷹ロータリークラブ入会
2006-07年 クラブ幹事
2013-14年 クラブ会長
2013-14年 東京ピースウィングロータリーEクラブ拡大補佐
2015-16年 多摩中グループガバナー補佐
2018-19年 地区研修リーダー補佐
2019-20年 地区ロータリー財団委員会副委員長
2020-21年 地区公共イメージ委員会委員長
2021-22年 地区米山記念奨学委員会委員長
ロータリー財団 メジャードナー、ポールハリスソサエティーメンバー、ポール・ハリス・フェロー(マルチプル)、ベネファクター
米山功労者 メジャードナー
ご挨拶
2750地区のロータリークラブが良き伝統を継続し、時代の変化に対応していく為に、私たち地区チームはどのような支援ができるのでしょうか。
2023-24年度ゴードンR.マッキナリーRI会長は、「世界に希望を生み出そう」と年度のテーマを発表なさいました。私たちの計画は、世界に平和をもたらし、紛争の影響を受けた人々を癒すこと。破壊的な紛争から世界が立ち直れるように希望を取り戻すこと。ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。以前のリーダーたちのアイデアを前進させ、継続すると同時に変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができますと語られました。
私は、国際協議会を通じて、ロータリーの普遍的な価値観に則り、ビジョンを明確にし、行動計画を立て、実行することの重要性を感じました。また、DEIを推進し、インパクトのある奉仕活動ができるよう、2750地区の会員の皆さんを鼓舞し続けたいと考え、地区スローガンを「行動しなけりゃ意味ないね」としました。
2750地区の皆さん、世界を変える行動人の一人として、全力で駆け抜けましょう!!
クラブからのお知らせ令和5年10月23日
会長挨拶
最近ではコロナとインフルエンザにかかっている人が増えています。知人の中学生の娘さんが38度熱が出たのでクリニックを訪問したらコロナとインフルエンザ同時感染で解熱剤を処方されたとのことでした。今流行っているコロナは症状は軽いケースが多いですが治ったあとしばらく声が出ないケースや味覚・嗅覚異常が続いた人がいました。
コロナ関連では、メッセンジャーRNAワクチンを開発したカタリンカリコさんがノーベル賞を受賞されました。カタリンカリコさんのインタビューを出版した増田ユリヤさんというジャーナリストの話では、カリコさんはハンガリーで40年前からMDNAの研究をしていてハンガリーでの研究費を打ち切られアメリカに渡り、アメリカでも評価されなかったが地道に研究を続け、国際学会で同じ研究をしていたドイツのビオンテック社のトルコ移民の創業者と出会いビオンテックに入り、提携先だったアメリカのファイザー社がコロナワクチンを製品化したとのことです。カリコさんは地味で気さくなお母さんで、アメリカで今でも古い小さな車を運転しているとか。
ここで秋津先生にコロナとインフルエンザ感染の最新情報をお話ししていただきたいと思います。
(記:鳥居会長)
幹事報告
- 2023-24年度RLIパートⅡ開催のご案内です。
RLI(ロータリーリーダーシップ研究会)は日本に導入されて15年が経過し、現在では国内34地区のうち30地区が採用している研修組織です。今後クラブの中心的な役割を果たされる方向けの研修ですが、ロータリアンの方なら入会歴に関わらずどなたでもご参加いただけます。9月に開催したパートⅠを受講された方には引き続きパートⅡを受講されますことをお勧めしますし、また、今回パートⅡからの受講も歓迎だそうです。
日時は11月28日火曜日、研修時間は9時20分から17時となっております。
場所は国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟403号室)です。
ご参加希望の方は私か、事務局にお問い合わせください。 - 第45回バギオ訪問交流の旅の募集についてです。
一般社団法人比国育英会バギオ基金より今年度のバギオ訪問は来年2月8日木曜日から12日月曜日(祭日)の4泊5日で実施することとなりましたのでご報告いたします。後ほど皆さまへも配信させていただきますが、ご希望の方は私か事務局までお問い合わせください。 - 東京グローバルロータリークラブより創立10周年記念の会のお知らせです。
10年間の活動の報告とともに、ハーバードビジネススクール教授として活躍してこられた竹内弘高(ひろたか)先生に、日本におけるグローバルビジネスについての記念講演を予定しているそうです。
日時は来年3月26日火曜日15時から17時、会場は国際文化会館です。
取り急ぎ共有させていただきます。 - 来週30日の例会はガバナー公式訪問となっておりますので、どうぞ皆さまご出席のほどよろしくお願い申し上げます。
- 本日例会後理事会を開催いたしますので、理事並びに理事会構成メンバーの皆さまは4階ラベンダーにお集まりください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
(記:三田幹事)
卓話『日本橋再生計画について』令和5年10月2日
三井不動産株式会社 日本橋街づくり推進部長 七尾 克久様
日本橋は、江戸開府とともに五街道の起点ということで、全国から人やモノが集まる商人の街としてスタートしました。19世紀初頭の江戸は、人口100万人都市ということで高度循環社会が成立する推進的な街で、日本橋には魚河岸の流通機能や日本銀行の前身とも言える金座、また三井グループのルーツである三井越後屋があり、さらに商人の楽しみの場であった歌舞伎小屋など、様々な機能が比較的コンパクトな中に併存していました。
江戸・明治・大正・昭和と、金融や経済の機能で栄えていた日本橋ですが、1990年代のバブル崩壊や金融危機など様々な社会環境の変化が重なり、日本経済の全体的な悪化と共に賑わいを失っていきました。
その状況において、日本橋に賑わいを取り戻そうということで、1999年に官民地元一体の努力により日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会が設立され、日本橋の再生への取り組みがスタートしました。日本橋に多くの人や企業に来ていただくという意味で様々な取り組み、例えば観光案内所のオープンや舟運観光の実施、無料巡回バス『メトロリンク日本橋』の運航、さらに『名橋「日本橋」橋洗い』など、地域の再生に繋がる活動が行われています。
わたくしども三井不動産では「残しながら、蘇らせながら、創っていく」をコンセプトに、古き良き伝統があるものは残し、歴史の中で失われた貴重なものは蘇らせながら、時代を先取りするような形で新しいものを創っていくという活動を地域の方々と一緒に続けています。そんな中で、建物を建てて整備していくだけではなく、「産業創造」「界隈創生」「地域共生」「水都再生」という4つのテーマを掲げました。
産業創造:日本橋本町は江戸時代に多くの薬種問屋が軒を連ねていたことから、2016年に製薬を中心に日本のライフサイエンス分野の企業を集めてイノベーションを起こすことができるシステムを構築しようということをスタートしました。一般社団法人LINK-Jを立ち上げ、産官学のライフサイエンス企業が活動する場や、企業として成長していただくための資金の提供を行っています。元々製薬企業の本社があるところ以外にも、周辺にライフサイエンス関係で集まった方のためのコミュニティやラボなどの機能を提供しながら、海外の様々な団体や組織と協力・提携し、日本橋からビジネスを生み出すという活動をしています。
これまで日本橋は宇宙関連産業との関わりはあまりありませんでしたが、ライフサイエンスのコミュニティづくりをやっていたころ、JAXAさんが宇宙開発や宇宙技術の活用について同じようなコミュニティづくりの共創活動をしたいということで団体へ入られ、宇宙関連産業を活性化させるため、弊社も2拠点ではありますが活動場所を設けています。場の提供とコミュニティの構築、またJAXAさんと包括連携協定を結び、社団法人の活動にご参画いただいています。現在、宇宙に関連する技術で地球上の課題解決に役立てていきたいと考える企業がかなり増えていますので、プラットフォーマーとしてコミュニティ活性の機会づくりをしながら、ビジネス創造に繋げていけたらと考えています。
界隈創生:これはまさに、日本橋における人間味ある潤いのある景観情緒に関する取り組みです。2014年に再開発のビルの間に敷地を設けて福徳神社に遷座していただき、イベントなどを通じて神社のまわりで街づくりや賑わいの創出を行っています。また地区計画として空の広がりを生み出して圧迫感を減らし風格がある街並みをつくったり、桜の植樹、路地を石畳に整備する、路面の小さな土地に飲食店を誘致するなど、たくさんの地道な活動を行っています。
地域共生:災害時に強い街にしたいということで、東日本大震災後、日本橋室町三井タワーを開発する際に、コジェネレーションシステムという発電システムを建物の地下部分に埋め込みました。平常時は供給エリアのCO2の約30%削減に役立つシステムで、日本橋川沿いや豊洲の開発でも同様のコジェネレーションシステムを活用しています。全域をカバーできるわけではありませんが、もし災害時に停電になっても瞬間的に切り替わり一定の電気を使用いただくことができます。
水都再生:1999年の日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会発足から20年以上が経ちましたが、街を見てみると来街者がかなりグローバル化しており、また昔と比べて夜や土日でも多くの方で賑わうようになりました。この20年ほどの間に再開発等で新たに出来上がった地域がかなりありますが、これからは川沿いの地域の再生に取り組んでいこうとしています。2017年に首都高速の地下化が決定し、2021年から準備工事が始まりました。再開発と地下化を同時に行うという事業で、極めて難工事であると聞いています。首都高速の地下化が実現すると川の上空には青空が広がることになり、また再開発ではオフィスを作るだけではなく、川沿いの歩行者ネットワークの創出や、ホールやエンターテインメント施設、ホテル、商業施設なども数年おきに出来上がっていく予定です。
日本橋は徐々に再生を続けているところですが、日本橋川沿いの再開発によって生まれる親水空間と歩行者ネットワークは、東京駅周辺と日本橋・八重洲エリアを一体化します。水都・日本橋はまさに東京の交通の大動脈となるでしょう。
ご清聴ありがとうございました。
卓話『銀座の街づくり』令和5年10月16日
遠藤波津子グループ 代表取締役社長 遠藤 彬様
わたしの実家は1905年に銀座で開業した美容室で、結髪や美顔術、婚礼の着付けなど総合的な美容室としては日本で初めてだったのではないかと思います。祖母の父が13代東京府知事で宮中顧問官であったことの影響があったのかもしれませんが、祖母の代から清宮さまや美智子さま、雅子さま、秋篠宮さまなど皇室の支度を賜っています。四代目遠藤波津子はわたしの母で、NHKラジオ放送局開局にちなんでラジオで着付けをしたり、またアメリカから送られてきた青い目の人形の返礼として日本人形に着付けをしたり、様々な活動をしていたようです。わたしが家業に携わるようになってからも、創業から118年銀座で営業している美容室のほか、日本の老舗ホテルや外資系のホテルでの結婚式に関する仕事、オリジナルの打掛や振袖の提供、ウエディングドレスの製作などを手掛け、現在はわたしの娘がデザインしたドレスやアメリカのヴェラウォンやヨーロッパのドレスなど、なるべくオリジナルに近いドレスを扱っています。
戦後の銀座には焼け跡の広場がたくさんあり、銀座4丁目の交差点では進駐軍のMPが交通整備をしていました。わたしと銀座の関わりは祖母を訪ねてよく銀座に行っていた幼稚園の頃からですので、70年間お世話になっていることになります。
1985年に銀座百店会の理事を仰せつかり、また1989年には銀座通連合会の理事になりました。それから常務理事や副次長などを経験し、銀座ロータリークラブに入会したのは1977年です。
銀座は1km四方の商店街で、徳川時代から街並みや街区はほとんど変わっていません。街ブラで知られているように「歩いて楽しい街」をコンセプトにしており、大きなビルや小さなビル、路地裏、高級なお店、老舗、飲食店が立ち並び、外遊性のある街です。また夜は盛り場として別の顔を持っていると思います。
銀座には多くの通りと多くの会があり、わたしが所属する銀座通連合会は大正8年発足、銀座通りと晴海通りに面するビルや商店が加盟する会で、100年を超える歴史があります。2001年に発足した全銀座会は銀座を網羅する会で、わたしが理事長になってすぐに超高層ビルの案件が持ち込まれました。しかし銀座通りの道幅はそんなに広くなく、超高層ビルが建てば空が見えなくなり、日照も悪くなり、防災の心配もありました。なによりも、「歩いて楽しい」という昔から守ってきた街区が失われてしまうのではないかという心配がありました。しかし一番は、銀座の民意や総意はどこにあるのかということ、銀座の人たちの銀座への思いがその計画を受け入れるかどうかということで、なにか問題が起こった時に「銀座の総意」はひとつの武器になるのではないかと考え、銀座街づくり会議を立ち上げました。会議では建築家や有識者の方にお願いをして、銀座に高層ビルが必要なのか、2年間に渡り何度もシンポジウムを開きました。銀座のコンセンサスをまとめてディベロッパーの方々に伝えるとともに、中央区にも理解してもらえるように活動しました。最終的に全銀座会を最高意思決定機関として認めていただき、行政である中央区を巻き込んで銀座の地区ルールを作り、高さ制限をお願いしました。問題が解決するまでに長い時間がかかりましたが、銀座の民意を守りながら今のGINZA SIXのビルが完成しました。2つの街区に跨る大きさは銀座で初めての規模で、銀座の皆さんの総意でお願いをし、ビルの真ん中に区道を通すことで車道と歩道を確保しました。これは所有者が変わっても存続するという約束もしていただいています。GINZA SIXの開発に伴い銀座デザイン協議会を立ち上げ、今後銀座での開発案件はデザイン協議会を通らないと要請の許認可に回らないという協議型の街になりました。
銀座には古くから代々伝わる商店がたくさんありますが、銀実会という青年実業家の組織も存在します。40歳が定年の若い人達で構成され、イベントや街の運営の実施部隊として活動をしています。銀実会を卒業すると、全銀座会や銀座通り連合会などに参加してもらい、親から子、先輩から後輩に受け継がれる銀座のシステムが出来上がっていきます。
銀座は元々新しい業態を受け入れる土壌がありますが、銀座らしくないものが自然と消えていき、銀座らしいものだけが生き残ることでできてきました。ですので、あまり銀座に相応しくない業態に関しては事前に協議をして出店を止めていただくようにお願いをすることがあります。実際にパチンコ、カラオケなどの出店はありませんし、最近ではペットショップの出店計画がありましたが、ヨーロッパでは生体を販売すること自体を規制している国もあり、多くの外国の方がいらっしゃる銀座のメインの通りにはふさわしくないのではないかという街の思いを伝え、出店を止めていただいたことがありました。
銀座の若い人達は、これからの銀座がどうあるべきか、今考え始めています。銀座は外国からの観光客で賑わっていますが、本当の銀座の魅力、銀座らしさとはどういうことなのでしょうか。元々銀座は職人の街として、新聞社や画廊、歌舞伎などの文化を発信する街であったと思いますが、現在は地価が高く、家賃も高いため、職人やアーティストが活動できる場所ではなくなってきてしまっています。行政と協力をしてスタートアップ企業をサポートする、あるいはアーティストの住居やアトリエを提供することでアートを発信できる場にするなど、今後の銀座の魅力をなんとか構築していきたいと思っています。また景気が悪くなったことで消えてしまったパレードやお祭りの代わりに、様々なイベントを新たに考えなければいけない時代になっているとも思っています。
銀座で商売をするわたしたちは、代々銀座で仕事ができるということを大変誇りに思っています。銀座の街を愛し、銀座らしさを大切に思い、昔からある街区を大切に保ちながら、いらっしゃるお客様が安心安全でゆっくり楽しめる街づくりを目指していきたいと思っています。
ニコニコBOX情報
淺田 豊久さん
風も色も「秋」になって来ました~
今村 道子さん
今村様、本日の卓話よろしくお願いします。
森 佳子さん
今村様、本日御多用の中卓話にお見え頂き有難うございます。楽しみにしております。
小笠 裕子さん
今村啓一様、ようこそお出で下さいました。本日はどうぞよろしくお願い致します。
大橋 裕治さん
今村啓一様、本日は卓話を有難うございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
鈴木 聡子さん
気持ちの良い季節になりましたね。本日は今村様の卓話を楽しみにしております。宜しくお願いいたします。
鳥居 正男さん
朝晩寒さを感じるようになりました。今村様、卓話楽しみに致します。お忙しい中、ありがとうございます。
10月23日のお食事

10月23日の例会出席率(暫定)
- 会員の例会出席数(出席率) 40名(75%)
- ゲスト・ビジターの参加者数 2名
※メーキャップを含めていない暫定の人数です。
次回のプログラム
令和5年11月6日
クラブ協議会
卓話『私の過去、現在そして未来』
米山奨学生 金 秀彬様
場所:グランドハイアット東京