Weekly Report
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「和気藹々」—笑顔で元気に六本木らしく—
東京六本木ロータリークラブ会長
平成31年4月1日発行 第596号
2018・2019年度 No.28
卓話『私とポリオ、今私にできること』
ポリオの会世話役 丸橋 達也様
場所 グランドハイアット東京
- 略歴
-
1965年9月19日 東京都昭島市に生まれる。
1966年4月20日 東京都昭島市にてポリオ生ワクチン投与(生後7ヶ月)
1966年5月6日 立川共済病院に緊急入院、検便にて生ワクと同型のウイルスが検出
ワクチンによるポリオ(VDPV)と診断を受け隔離病棟に約2ヶ月間入院、
その後、東京小児療育病院にて補装具を作りリハビリを継続、松葉杖を使って歩行出来るまでに回復
2005年4月(40才)自宅で転倒、右足腓骨を骨折 入院
2007年1月(42才)ポリオの会 入会
2008年8月(42才)PPSと診断
クラブからのお知らせ平成31年3月25日
会長挨拶
皆さま、こんにちは。
来週から4月となります。新しい元号が色々なシステムの準備のために発表されると聞いています。どんな元号になるのか私は楽しみにしています。
さて、今年度も残すところ残り3ヶ月となりますが、まだ4月22日は600回例会も控えておりますし、5月には地区主催の「ロータリーデー」もまだ残っております。ロータリーデー用のポロシャツ販売も地区から依頼されております。一部ポリオに寄付されますのでご購入くださいますよう、ご協力くださいました皆さまには感謝申しあげます。
本日は、先ほどご紹介させていただきました国際ロータリー第2580地区東京麹町ロータリークラブの新保会長がお越しくださいましたので、一言ご挨拶をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

(記:齋藤会長)
幹事報告
本日の幹事報告は2点です。
- 2月22日~23日に開催されたグアム地区大会のプログラムを、皆様のラックにお入れ致しましたのでご覧ください。
- 4月の例会の件
4月1日(月)卓話 ポリオの会世話役 丸橋 達也氏
定例理事会がございます。
4月8日(月)卓話 元日本放送協会 会長 籾井 勝人氏
4月15日(月)卓話「小さな親善大使」 青少年交換留学生 タリアさん
4月22日(月)600回記念例会 12:30~14:00 ※30分延長
卓話 コロンビア大学 名誉教授 ジェラルド・カーティス氏
4月29日(月)祝日のため休会
(記:柏原幹事)
各委員会報告
社会奉仕委員会報告
3月30日(土)13時より当クラブが協力しているNPO法人あい・ぽーとステーション主催のシンポジウム「シニア世代男性が投げかける新たな社会モード転換」が開催されます。今回も場所は山中会員のご協力により六本木ヒルズハリウッドホールをお借りできました。皆様のご参加をお待ちしております。
(記:谷口社会奉仕委員長)
コーラス同好会よりお知らせ
コーラス同好会(東京六本木ロータリー合唱団)では、例会前に集まり、皆で楽しく歌を歌っております。4月から、毎回の練習曲を前月末に皆様にお知らせいたします。タイムスケジュールもお知らせいたしますので、皆様いつでも途中からでも是非ご参加ください。
- 時間:
- 例会日11:15~11:50
- 費用:
- 1回1000円
- 場所:
- 受付でサインをし、1000円を入れてください
- 方法:
- スポットの方も大歓迎です!
✽自由参加ですので、出席の意思表明は結構でございます。又、楽譜はこちらで準備いたします
✽楽譜が読めなくても大歓迎です♪
~スケジュール~
11:15~発声練習、ロータリーソング
11:25~週替わり歌曲
11:30~月間歌曲
11:50終了
~4月 週替わり歌曲~
1日 さくら
8日 花
15日 四季の歌
22日 朧月夜
~4月 月間歌曲~
早春賦、Hey Jude
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
(記:劒物会員)
岩成 尚会員 イニシエーションスピーチ平成31年3月25日
本日は僕が最近見た建築の中で、僕が好きだったものや、面白いと思ったものを紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
シンガポールの集合住宅です。
日本でもお馴染みになったザハ・ハディドさんが設計をされました。
単に高層部分のデザインをされただけでなく、敷地全体が一つの街のようになっているのが特徴で、いたるところに魅力的なランドスケープが広がっています。
南国らしい大らかなスペースが大変心地よかったです。

続きましては瀬戸内海のアートプロジェクトの一環になります。
瀬戸内海には直島の安藤忠雄さん設計の地中美術館等、島の景観と調和するような建築が数多く点在しています。その他にも犬島の製錬所跡を美術館として転用したものなど、島の景色とともにアートや建築を楽しめる仕掛けが素晴らしいと思いました。
中でも一番好きだったのは、豊島にあります西沢立衛さん設計の豊島美術館です。砂で作った山の上にコンクリートを打設した後、砂を掻き出すことで作られた非常にライズの低いコンクリートシェルが豊島の山並みと一体に美しい景観を作っています。

こちらは那須高原にある、石上純也さんが担当をされたランドスケープデザインで、ここにある木は全て隣のホテル建設予定地から移植したものです。
一見普通の森のようにも見えますが、自然が作った森ではあり得ない点があります。
例えば水面と地面がほぼフラットになっていること。またどの地点にいても木が一本として重なって見えないこと。そのことによる自然の森とは違う、光りの差し込み方や、視界の抜け方が、人のアクティビティを刺激します。
すでに新しい生態系が構築されてきていて、こういったものを見ると人為的に計画されたものと自然の境界線とは何だろう?と考えさせられるプロジェクトでした。

こちらは台湾の台中市にあります国立オペラ劇場です。日本の建築家の伊東豊雄さんが設計を担当されました。通常フロアを積層する建築だと、どうしても上下階が分断されたり閉鎖的になりやすい傾向があるので、もっと縦にも横にも自由な建築を作りたいという想いからこのシステムを作りました。まるで洞窟のような独特な内部空間で、曲面に囲まれた感覚が心地よいものでした。できた建築も素晴らしかったのですが、完成前の現場がまた素晴らしく、一本一本の鉄筋を現場のファブで曲げて重ねていく様子は、一つ一つの石を重ねてピラミッドが出来上がっていくようなものを連想して、改めて建築というのは人の営みなんだな、と思いました。

続きましては、ピーター・ズントーというスイスの建築家が設計した建築を3つご紹介したいと思います。
まずオーストリアにあるブレゲンツ美術館です。インテリアの写真だと人工照明で照らされているように見えるかと思いますが、こちら全て自然光で賄われています。フロアとフロアの間に隙間のスペースを設置することで、横から取り入れた自然光を天井から放射する仕掛けになっています。自然光なので1日の中でも光の性質や方向などが移り変わっていくそうです。

こちらは聖ベネディクト教会というアルプスにある小さな協会です。行くのが大変な場所にありますが、景色と建築の調和が素晴らしく、建築が景色をつくり、景色が建築をつくる、という理想的な関係を見ることができました。

こちらはヴァルスにある温泉施設です。コンクリートなどで作った壁ではなく現地で採掘した石を積層して作られていることが特徴です。日本の温泉とは雰囲気が異なり、ローマのテルマエ、カラカラ浴場などこうゆう雰囲気だったのかな?という想像を掻き立てられました。

続きましてはル・コルビュジェの晩年の名作ロンシャン教会です。こちらも山のような道を歩いて苦労してたどり着くのですが、この建物が見えてきたときには本当に感動します。コルビュジェというと、近代建築の5原則やドミノシステムなど近代建築のプロパガンダを確立した人のイメージが強いですが、晩年には有機的な作品を多数手がけていて、若い頃に抑えていたものが一気に表現されたのかな?などと思います。

続きましてはバーゼルの建築群を紹介します。この街ではアートバーゼルというテーマが掲げられており、公共性がさほどない建築でもサーフェースによって都市に表情を与えているものが多数見られます。
また企業が建築でも多大な貢献をしているのも特徴で、ノバルティスの本社であるノバルティスキャンパス、また厳密には隣町のドイツになりますが家具メーカーのヴィトラなどには目を引くような建築が多数敷地内に作られています。


日本に戻り、こちらは丹下健三さんの名作の代々木の体育館で大好きな建築です。
こちらは吊り構造でつくらていることが特徴ですが、この構造システムが外観の大きな特徴にもなっており、また内部のスペースも作っています。構造、外観、スペースがひとつの原理で統合されていることが、建築のあり方として本当に素晴らしいと思います。

こちらは安藤忠雄さん設計の光の教会です。十字形のスリットから差し込む光が本当に綺麗な建築です。技術的にも大変なもので、十字架の上部の2つの壁については、上部と側部から吊っている様な状態になっているにも関わらず、十字の直線がしっかりと保たれていることは、日本の施工技術の高さを改めて感じさせます。

最後に私自身のもので恐縮ですが、出雲大社の境内に計画している待合スペースになります。切妻の妻側を正面に向ける大社造の屋根の重なりと一体的に美しい景観をつくることを目指しています。柱や梁を使わず、薄い鉄板で構成しようとしていることが特徴で、瓦の切妻屋根との調和を図るため、亜鉛メッキのリン酸処理で独特な表情を作りたいと考えています。
以上になります。駆け足になってしまいましたが、少しでも建築を面白いな、と思っていただけましたら幸いです。
本日はどうもありがとうございました。
鳥居 正男会員 イニシエーションスピーチ平成31年3月25日
鳥居正男でございます。短い時間ですので、私の自己紹介と医薬品産業のことについてお話させていただきます。
まずMaurerさんと松島さんにご推薦人になっていただきましたことをお礼申し上げます。お蔭様で会員にさせていただきましたが、六本木ロータリークラブは斎藤会長のモットー通り「和気あいあい」のすばらしい雰囲気で毎回楽しく参加させていただいております。
今年年男で子供が3人で孫が5人おります。孫が遊びに来るときが人生で一番幸せな時です。今朝も一番上の孫娘の小学校の卒業式に行って感激して参りました。仕事の方は外資系医薬品メーカーに48年間勤務しております。始めはスイス系のロシュで21年間勤務しその間にアメリカで3年、スイスで1年仕事をしました。その後はフランス系のローヌプーランローラーで3年、アメリカ系のシェリング・プラウではMSDに買収されるまで15年、ドイツ系のベーリンガーインゲルハイムで6年、3年前からスイスのノバルティスに移り4社目の社長を務めております。べーリンガーの契約満了でいよいよ暇になり家にいても妻は忙しいので嫌がられるな、と思っていましたところにノバルティスから話が来ました。節目節目でよいお話に恵まれ運のよさだけでここまでやってきた感じです。
外資でずっと仕事をしてきましたが心は純国産です。海外本社対応は自分が防波堤になり、社員が思い切り日本のお客様のための仕事に専念できるようにとのスタンスです。今までの上司は16人で国籍は9か国です。スイス、日本、アメリカ、フランス、ペルー、アルゼンチン、パキスタン、ドイツ、イギリス。国籍というよりその個人のスタイルに合わせて信頼を得るようにしてきました。
スイス商工会議所の副会頭もやっています。
現在勤めていますノバルティスは世界のリーディング医薬品メーカーです。155か国で活動し世界の社員数は126,000人。売上は5兆5千憶円で新薬が7割、ジェネリック医薬品が2割、眼科機器が1割。新薬はがん、糖尿病、喘息、眼科薬、アルツハイマーなどです。日本では3つの事業で社員数は5500人、売り上げは3500億円ほどです。本社の虎の門ヒルズには2000人おります。
日本の医療保険制度は患者の医療へのアクセスの観点から世界でベストです。しかし、高齢化も世界で一番進んでいますので医療費は増える一方です。日本の人口に占める65歳以上の割合は現在28%で2060年には40%になると予想されています。高齢者人口は2040年にピークを迎えますが、問題は生産年齢人口が縮小し続けることです。このままですと2065年には1.3人の働き手が1人の高齢者を支えなければなりません。2025年には団塊世代が全員75歳を超え、人口の6人に1人は75歳以上となります。認知症の高齢者は現在520万人ですが、2025年には700万人となり65歳以上の5人に1人は認知症になると言われています。75歳以上の後期高齢者の平均の年間医療費は95万円で現役世代の6倍かかるとの統計があります。人口の高齢化に伴って医療費は増えていきます。
一方イノベーションの進化は目を見張るものがあり、創薬も今までの化学合成からバイオ、そして薬が効く患者さんを見極めるテーラーメード治療(個別治療)に進んでいます。今まで治療法のなかった難病も細胞医療や遺伝子治療で患者さんにとって福音になる治療法が開発されています。新薬の開発は失敗のリスクも高く3万の物質を研究して市場に出るのは1つしかないといわれています。かかる費用は3000憶円ともいわれ薬剤の価格も高くなりがちです。
日本は少子高齢化が進みイノベーションが進化し医療費が増えるなか、国民の医療へのアクセスを保つために医療保険制度をいかに持続するか、という大きな課題を抱えています。ステークホルダーが危機感を共有し真剣に制度の無駄減らしから早急に手を打たないと手遅れになると心配しています。
最期に私のことをお話して終わりにさせていただきます。俳句をなされる方はご存知ですが木守柿というのがあります。木枯らしの中に一つだけ残されている柿の実のことですが、あえて取らずに残されているとのことです。今年もしっかり実をつけてくれてありがとうという感謝の気持ちをあらわすためと、冬になって食べ物がなくなる野鳥らにおすそ分けをする心配りをあわらしています。木守柿に隠れている「感謝」と「配慮」という思いは私が大事にしていることと一致する気がいたします。
特別な能力や人より秀でたところがあるわけではない私がここまで来られましたのはひとえに、運と素晴らしい出会いによるものと思っています。自分一人では何もできませんので、私の仕事は社員が気持ちよく仕事をできる環境づくりだと考えて、毎日三つのことを心掛けるようにしています。社員への感謝、他人への配慮、自らに謙虚であることです。「実ほど 頭を垂れる 稲穂かな」が座右の銘です。
これといった趣味はなくお酒も強くなくゴルフもあまり上手くなくつまらない人間と思われるかもしれませんがいろいろとお声掛けいただければ幸いです。
ニコニコBOX情報
新保雅敏さん(東京麹町RC会長)
先日は齋藤会長はじめ12名の皆様でおこし頂き有難うございました。
安部 義彦さん
岩成さん、鳥居さん、イニシエーションスピーチ、楽しみにしています。PETSもおかげで無事終了。次年度の準備を進めています。多少慌ただしくなりますが、ご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。
岩成 尚さん
本日はイニシエーションスピーチどうぞよろしくお願いいたします。
カトー エミイさん
本日はお二人のイニシエーションスピーチを楽しみにしております。
小笠 裕子さん
鳥居さん、岩成さん、本日のイニシエーションスピーチ楽しみにまいりました。
齋藤 明子さん
本日のイニシエーションスピーチ岩成さん、鳥居さん、よろしくお願い致します。
杉本 潤さん
岩成さん、鳥居さん、イニシエーションスピーチ、楽しみにしています。
鈴木 聡子さん
岩成さん、鳥居さん、イニシエーションスピーチ頑張ってください!!
高倉 太郎さん
初めてのニコニコBOXです。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
安井 悦子さん
秋津先生、本を頂きました。
3月25日のお食事

3月25日の例会出席率(暫定)
- 会員の例会出席数(出席率) 28名(58%)
- ゲスト・ビジターの参加者数 4名
※メーキャップを含めていない暫定の人数です。
次回のプログラム
平成31年4月8日
卓話『君はいなくても会社は困らない』
元日本放送協会 会長 籾井 勝人様
場所:グランドハイアット東京