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Weekly Report

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Enjoy 例会!Enjoy 奉仕!Enjoy Rotary!
東京六本木ロータリークラブ会長
平成29年12月11日発行 第544・545号
2017・2018年度 No.19・20

本日のプログラム
平成29年12月11日
第三回クラブ協議会 「半期を振り返って」
場所 グランドハイアット東京

クラブからのお知らせ平成29年12月4日

渡辺会長挨拶

みなさん、こんにちは。外苑の銀杏が見事な黄金色に輝き、六本木ヒルズの通りも青と白のイルミネーションが美しく輝くシーズンとなりました。地区の青少年奉仕委員会主催の第14回RYLAセミナーが、去る10月7日より2泊3日の日程で、代々木のオリンピックセンターを会場に開催されました。本日のプログラムは、当クラブよりこのセミナーに推薦させて頂き受講されました株式会社グレイス勤務の亀山瑞季さんと武蔵大学の川上拓人さんにお越し頂きましたので、セミナー受講の発表をしていただきます。開催の最終日には当クラブからも出席させて頂きましたが、次世代を担う若者の発想力や提案力に大変感動いたしました。本日も大変楽しみにしております。どうぞ宜しくお願い致します。後半は、ご入会いただきました劍物美紀子さんのイニシエーションスピーチです。どうぞ宜しくお願い致します。また、過日開催されました「山の手東グループのIM」には、沢山の会員の皆様にご出席ただきありがとうございました。ご講演を頂きました日本フェンシング協会会長太田雄貴さんよりクラブへ色紙を頂きましたのでご報告させて頂きます。展開の速いスピーチ力に大変感動いたしました。人間的な魅力にファンになった方も多いのではないかと思います。

来週の例会予定ですが、各委員会の皆様に上半期を振返ると共に、新年明けまして、1月~6月までの下半期の取り組みにつきましてお話頂きます。各委員長の皆様、ご準備をどうぞ宜しくお願い致します。早いもので、今年も最終月を迎えておりますが、12月18日は、今年最後の例会、「夜間例会」となります、親睦委員会の皆様がいろいろと企画をして下さっておりますので是非多くの皆様のご出席をお願い致します。

また、2月26日(月)~27日(火)の2日間に渡り開催されます「地区大会」出席を今月内に取らせて頂きます。次年度の地区大会が、10年に1度のグアム開催となりますので、淺田ガバナー年度を迎えるに当たりましては、今回の地区大会が最も参考になると思います。地区大会を実行するに当たりましては、全会員の皆様の協力が必要でとなります。手帳にスケジュールを書き記して頂けますと幸いです。

それでは、本日もどうぞ宜しくお願い致します

(記:渡辺会長)

幹事報告

  • 本日は年次総会があります。
  • 例会終了後、理事会、次年度理事会がありますので関係者はご参集ください。
  • 会長からも案内がありましたが、次回12月11日の例会は第三回クラブ協議会「半期を振り返って」となっております。各委員長は1-2分でこれまでの活動の進捗について発表いただきますので、ご準備ください。また会員の皆様は「活動方針」をご持参ください。
  • 会長からも案内がありましたが、来年2月26,27日の地区大会、是非ご参加ください。できるだけ全プログラムに参加いただきたいと思います。無駄をなくそうという趣旨で昼食は予約をお願いします。
  • 1月20日第2750地区米山学友会が新年会を開催します。米山学友同士はもとよりのこと、米山奨学生やロータリアンとの絆をさらに深めたいとのことです。コンセプトは「お国振りの手作り料理を楽しみ相互の絆をさらに深める」で「餃子と韓国スープ」です。ガバナーも参加予定。昨年発足したばかりの学友会ですので、皆様の温かいご支援をお願いいたします。
    日時:
    2018年1月20日(土) 16:00~19:00(受付開始15:30)
    場所:
    新宿区市谷田町2-7 市谷伊東ハイム201(東京メトロ市ヶ谷駅) 「Patia市ヶ谷」
    参加費:
    今年度奨学生 3,000円
    米山学友 3,000円
    ロータリアン(ご家族、友人も)6,000円 
    1月4日が締め切りです。
  • 以上

    (記:安部幹事)

    各委員会報告

    ロータリー財団委員会報告

    本年度のロータリー財団年次基金及ポリオプラス基金のご寄附合わせて21,000円宜しくお願いいたします。

    確定申告、年末調整関連の書類作成の関係上できれば12月18日の夜間例会までにご寄附頂ければ幸いです。

    ご協力の程何卒宜しくお願いいたします。

    (記:山本ロータリー財団委員長)

    米山奨学委員会報告

    ご寄付のお願いが続いて恐縮ですが米山奨学金のご寄付を12月18日(月)までにお一人20,000円以上、お願いしております。

    年末調整の関係で12月22日(金)に米山奨学会への提出しようと思っております。

    お食事中にご寄付のお願いに上がりますが、どうぞよろしくお願い致します。

    (記:門田米山奨学委員長)

    IM報告

    11月28日(火)恵比寿、ウエスティンホテル東京で山の手東グループ11クラブのインターシティ・ミーティング(IM)が約350名の参加で開催されました。我が東京六本木RCからも30名以上が参加しました。

    IM報告1

    2008年のオリンピック銀メダリスト、日本フェンシング協会 会長の太田雄貴氏の素晴らしい基調講演「継続は力なり」をいただき、11月12日(日)の高円宮牌2017フェンシングワールドカップの観戦と合わせ、すっかりフェンシングのファンになった参加者はオリンピック後までもフェンシング競技をサポートしていこうということで盛り上がりました。

    IM報告2IM報告3

    これは今年度の地区重点目標でもある「2020年東京オリンピック・パラリンピックの支援」、そして猿渡ガバナーの「支援活動を通じ馴染みのない競技を普及し・馴染みのない国・文化を知ろう」に基づく活動の一環です。

    また当クラブからのIM実行委員、鈴木さんは太田さんの接遇対応としても活躍されました。

    ご協力、ご参加された皆様、ありがとうございました。

    (記:安部幹事)

    年次総会報告

    12月4日例会終了後、2017‐18年度東京六本木ロータリークラブの年次総会が執り行われました。

    安部幹事により、開会の宣言と根拠規則、定足数の確認がありました。当日は出席33名で49名の会員中、三分の一以上の出席があり総会が成立することが確認された。

    その後議長の渡辺会長の進行となり、クラブ細則第1条第1節の定めにより、2018−19年度、理事候補者、並びに次次年度会長候補者の承認の件につき、候補者各位については既に11月6日の例会時に会員の皆様へ掲示済みであり、告示後異議申し立てがない旨述べられた。
    議決は満場一致で拍手で承認され、可決された。その後、次年度理事を代表して会長エレクトとなった齋藤明子さんから挨拶があり閉会した。

    なお、選出された理事は以下の通り。
    次年度(2018年7月1日~2019年6月30日)理事 (敬称略・五十音順)

    安部 義彦
    大橋 寬治
    角山 一俊
    齋藤 明子(会長)
    末松 亜斗夢
    鈴木 聡子
    三田 大介
    安井 悦子
    山中 祥弘

    次々年度 (2019年7月1日~2020年6月30日)会長候補者
    安井 悦子

    (記:安部幹事)

    劒物 美紀子会員 イニシエーションスピーチ平成29年12月4日

    劒物 美紀子会員

    皆様、こんにちは、劒物美紀子と申します。
    この度11月から、安井悦子様、小篠ゆま様のご推薦を頂き、六本木ロータリークラブに入会させて頂きました。どうぞお見知りおきください。
    小篠ゆま様とは、長年お嬢様のピアノのレッスンを娘が担当させて頂き、お付き合い頂いております。
    そのご縁で、今年1月23日に初めて六本木ロータリークラブ合唱団の皆様にお会いいたしました。

    そして、例会前のコーラスの練習で娘がピアノを、私が指揮を担当させて頂くことになり、本日で通算36回目となりました。
    合唱団の皆様は、お忙しいにも関わらず例会前にお集まりになり、とても熱心に練習されています。皆様は、歌うことを楽しみにされ、以前より大きな声で歌えるようになられたり、息を長く伸ばし続けて表現豊かにお歌いになられるなど、どんどん上達されておられます。

    一曲を仕上げて最後まで歌われると皆様から一斉に拍手と歓声が上がります。それは私にとっても本当に気持ちがよく、長く音楽をやっていてよかったと思える瞬間でございます。
    入会にあたりご推薦をいただきました安井様、小篠様お二人をはじめ、合唱団の皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

    さて最初に自己紹介をさせていただきます。
    私は、1961年の生まれで今月56歳になります。
    兵庫県で生まれ育ち、昨年東京に住まいを移すまでずっと兵庫県で過ごしました。
    家族は、毎週こちらでピアノを弾かせて頂いております長女と、今年社会人一年目になりました次女の娘二人と私の3人家族です。6年前に主人が他界いたしました。
    現在は長女と共に「劒物Music Office株式会社」で音楽教育を中心とした教育関連の仕事をしております。

    私は幼い頃から音楽や踊りをはじめ、いろいろな習い事をさせてもらいました。お稽古から帰ると必ず皆にその日習ったことを見せるのですが、それを見て私の回りの大人達は、とにかく大袈裟に褒めてくれました。
    今思えば笑ってしまいますが、当時の私にとってはそれがお稽古を真面目に頑張る原動力だったのです。
    その中で、長く続いたのが音楽です。
    歌はいつでもどこでも歌えるので、歌っていると母がいつも嬉しそうに聴いてくれ、よく母の側で歌った思い出があります。
    私は、歌うことが大好きでした。
    私が習っていた先生の元では、音楽を専門的に勉強する人が多くいました。発表会で先輩方のピアノや歌をお聴きして自分にも目標が出来、私も音楽を志そうと思うようになりました。

    私は8年間音楽教室に勤務し、指導の仕方やレッスンの準備の仕方、また合唱・合奏のアレンジなどを日々勉強させていただき、その間に別に自分の教室を開設いたしました。
    二つの教室でそれぞれ、音楽講師として指導していく中で、「歌やピアノを習うこととは?」がいつも私の中で課題になりました。
    音楽を習う子ども達が、レッスン以外にどれだけ家で練習できるか、ということは指導者としていつも悩みの種になります。多忙な毎日を送る中、子ども達が練習に向かう気持ちを保つにはどうすればよいのか、また大人のレッスン生の方が練習をしやすくなる方法は何なのかを今もまだずっと考え続けています。

    ピアノのレッスンは、一般的に幼児からはじめ、小学校の高学年でやめてしまう人が多い傾向です。最近では、より向上心や目標を持てるように様々なコンクールも開催され、それに向かって努力する子ども達も多い中、やはり大人になるまで続ける人は少ないです。
    それは、とても勿体ないことと思います。小学生でやめてしまうとその後にピアノを弾いてみたいと思った時には思うように楽しめないことがよくあります。長年のブランクがあってもまた弾いてみようとするには、幼児期から音符を理解することが大事です。

    毎回のレッスンでは、必ず良いところを見つけて希望を持ってもらえるようにすることを心がけています。それは、私が幼児期に褒めてもらうことにより自信をもったという経験からくるものです。
    たまに、レッスン中のお行儀のことで注意をしたり、同じことを何度もしつこくやり直し練習することを要求することがありますが、それでもレッスンが終わるまでにはその子の次につながるような評価をしてあげたいと思っています。

    30年あまり、指導して思ったことは、いつでもその個人にあったレッスンをしなければいけないということです。
    そして、できれば細くても長く続けることが大事だと思います。
    時間のない学生には、月に二回のレッスンを約束して、家で練習出来ていなければ一緒に練習し、長いスパンで一曲を仕上げることもよくあります。思春期の学生は、レッスンの時にいろんなおしゃべりをして自分のことを話したい人もたくさんいます。私もそのおしゃべりタイムを楽しみにしています。

    これまで私の生徒は、そのようにして高校生や大学生、また就職してからでもお休みの日にレッスンにくる人がいました。
    「歌やピアノを習うこととは」生徒の皆さんが大人になり、レッスンを受けなくても自分で音楽を楽しめるようになって頂くことです。それを目標に日々励んでいます。

    レッスン以外に私が今まで取り組んできたことは合唱です。
    唱歌を歌う団体のピアノ伴奏をさせていただくようになってから、複数の団体の伴奏をして参りました。年齢層は多岐に及びます。

    ある時私の元へ「うちの子は歌は好きなのですが、正しい音で歌えていないように思います」とご相談にいらしたお母さまがいらっしゃいました。
    その子のレッスンをすることになり辛抱強く音の確認をし、私の真似をしてもらうことにより、耳を働かせ、よく聞くことで自分の声が聞こえるようになり、音を正しく歌えるようになりました。更に自信をもてるようにとコンクールに出ることを勧め、その子はコンクールで入賞することができました。

    音程が外れることを防ぐことはまず、よく聞くことで、大半が改善されることがあります。その子を中心に小学生の小さな合唱団が誕生致しました。歌うことはとても楽しいことです。好きな歌を気持ちよく歌うことができれば、心が明るくなります。

    大きな声が出る人は大きな声で、小さな声の人は小さな声で、どんなスタイルでも自分で楽しめればよいと思うのです。

    そしてまた、一人ではなく、合唱に参加し、声を合わせて歌うこともよいことだと思います。悲しくつらい時に声を出して歌うことは中々できませんが、音楽で心を癒すことはできます。悲しみからぬけようとするときに何か勇気づけてくれる歌があれば人は救われることもあると思います。

    教室での指導のほかにもう1つ私が力を注いだことがあります。

    それは長女のことです。長女にもピアノを習ってほしいと思い、知り合いを通してお逢いできた先生のご指導により娘はおけいこ事のピアノではなく、徐々に将来を目指してピアノを勉強することとなりました。
    レッスンをお願いしたとき、先生はピアニストを目指す音大大学院生で、何よりもご自分の練習時間を最優先にされていました。私はできるだけ練習を一緒にして、先生の空いた時間にお願いするという約束でレッスンを承諾して頂けました。

    そのようなことから、レッスンは私が一緒に参加する形で進んでいき、文字通り二人三脚の娘のピアノ人生が始まりました。

    小学生の娘に、技術的にも感情的にも容赦なくレベルの高いことを求められ、厳しいレッスンについていくためには、ピアノ中心の毎日です。それは、私の小さい頃の練習量をはるかに超える毎日でした。

    娘を専門的な道に進ませることには、家族の理解が必要です。
    夫婦間で考えを同じくすることはもちろんですが、年の離れた次女もよく理解してくれ、家族でよく話すことで同居していた義父母も大変協力してくれました。

    中学生になり先生に勧められたオーデションがきっかけで、娘の恩師である弘中孝氏と出会いました。ご縁なのか運なのか・・・私たちは弘中氏との出会いがきっかけで様々な経験を致しました。
    その一つが、東京代々木・国立オリンピックセンター音楽ホールで開催されました全国公立文化施設協会と文化庁主催の「舞台芸術フェア・アートマネージメントセミナー2002」でのデモンストレーション演奏です。

    全国から舞台芸術を専門にされている方の集まりの中、ホールも真新しく「こけらおとし」の意味での演奏でもあり、前日のリハーサルから母親の私でさえも側に寄せ付けない程の緊迫感があり、この時「大変な世界に娘を進ませている」と気付き、一晩中これから先のことを迷いました。しかし、当日娘のピアノを聴いた時、私の迷いが消え、このまま娘を支え続けようと覚悟致しました。
    その後弘中氏のレッスンに兵庫から通うことになり、娘はますます深くピアノの道へと進むことになりました。
    娘の根気強さや素直さや頑張りは、先生方からの教育の賜物ですが、それをやり続ける日々の練習にあたり、私は時には鬼のような母でした。
    叱りたくないことを叱り、「励ます」の度を越えたスパルタ教育をし、うまくいかないときに落ち込む娘に対して次の失敗をしないためにきつい言葉をかけることも多々ありました。
    本当に母娘の戦争のような10数年を送りました。
    最初はピアノを好きになっておけいこを続けてほしいとの願いから始まりましたが、次々と私たちは想像を超えるご縁と娘の努力でこうして今娘はピアノを「なりわい」とさせていただくようになりました。
    今となって娘は「厳しく言ってもらえたからこそ今の私があるんだ」と言っております。

    先日私は「趣味は?」と聞かれてずいぶんと考え込むことがありました。
    まず思い浮かぶのは演奏会や演劇を鑑賞することですが、今までの私は子供を育てることと仕事をすることに生きがいを感じてまいりました。

    娘が大学に進学するまで毎日家での練習を支え続け、一緒にコンクールや演奏会を目指せたことは、やはり私の生きがいで贅沢な趣味だと言わざるを得ません。
    これまで仕事や子育てを通じて、常に音楽を感じる生活をしてまいりました。大変なこともたくさんありましたが、喜びや感動はそれ以上に経験致しました。

    現在、私は長女とともにより深く音楽教育に携わる仕事をさせて頂くようになり、また音楽とは全く別の道を選んだ次女も今年大学を卒業し社会人となりました。
    先に生まれた子と、次に生まれた子の特性と申しましょうか、長女は親が思うことを自然と受け入れ、自身の目標とし、次女は少し離れたところに自分を置き、自身で考えながら自らの道を見つけています。
    二人の娘が社会人として自立しましたこの機会に、皆さまとお出会いし私もまた、社会との関わりや、社会奉仕を学べる場を与えて頂いたことで、新しい自分を探したいと思っております。

    皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

    (記:劒物 美紀子会員)

    卓話『2020年のインバウンドによる食の動向』平成29年11月13日

    服部幸應様

    服部栄養専門学校 理事長・校長 服部 幸應様

    2020年といえばオリンピックがやってまいります。私は6年前に国からロンドンオリンピックのパーティの協力を依頼されまして、視察の為に現地に行きました。そして分かったことは、ロンドンオリンピックからオリンピックが主催される国に関してはレガシー(社会的遺産)が必要です。そしてオリンピックレガシーのひとつはオーガニック(有機食材)ですよと言われたのです。その時に農水省の方に日本のオーガニック食材の市場の割合がどれくらいあるか聞くと0.8パーセントであると言われました。この5年間で0.8パーセントから2.7パーセントぐらいまで持ってきたのですけど、それでは足りないのです。

    2020年の東京オリンピックの2か月間で1500万食必要です。もっと大事なことはもう既にホストタウンというのが出来上がっておりまして、北海道から沖縄まで47都道府県にいろいろな国、200ヶ国ぐらいが場所を借りて練習するのです。そこの場所も出来ればオーガニックもしくはそれに近いものを用意しろと言うのですよ。これは困ってしまったなと思いました。実際答えが出たのが今年の3月末だったのですけれども、まずGAPありきということになったのです。GAPは”Good Agricultural Practice” 農業生産工程管理という意味でドイツが始めた農法でして、まず農薬も一部使えるのですが使用の記録をするなど、必ず管理しなければならないのです。これは大変だなと思ったのですけれども、これを乗り切らないと、日本にオリンピックはやって来ないということになるのですね。今グローバルでやっているGAPは1パーセントしかありません。これを少なくとも7~8パーセントまで持って行かないと1500万食にならない。ですからその辺を今から頑張ってもらおうということで現在動いています。ただ2020年が終わった後が本当のレガシーとしての生き方が問われるのではないかと思います。是非GAPに関心を持っていただきたいなと思っています。

    私が食育をどうしてもやりたいと思った理由は1962年に出版された、レイチェル・カーソンという女性の生物学者が書いた『沈黙の春』というアメリカのベストセラーなのです。食物連鎖の話なのですが、これを読んだ時にすごく感銘を受けました。カリフォルニアにクレア湖という湖がありまして、夏になるとボート遊びが盛んです。ところが1957年の夏にカイツブリという渡り鳥が飛んできて、一週間もしないうちにバタバタと死んでしまいました。レイチェル・カーソンは生物学者ですからそこに呼ばれまして、解剖します。肝臓とか筋肉の中から出てきたのがDDTという農薬です。

    1945年ごろ湖にブヨという虫が大量発生したので7000分の1に希釈したDDTを撒きました。そうすると5年間は虫が死んで出てこなくなりました。ところが6年目からまた出てくるようになったものですから、また撒くのですけれども、耐性が出来てしまって効かなくなってしまいました。じゃあもう少し濃くしようということで5000分の1に少し濃縮したものを撒きました。そうすると1年半くらいはもったのですけれど、それ以上はもたない。だけどそれ以上濃くしたらまずいということで、だいたい1年毎ぐらいにDDTを撒いたのです。そして1957年の夏にカイツブリが大量死した頃には10回近くDDTが撒かれた後でした。私はそれを見たとき食べ物は怖いなと思いました。

    こういったことをなんとか抑えなければならない、安心安全、健康は食からということで、その為にこれは食べる方法を考えるべきだろうと思って私が提案したのが、食育という法律です。食の安心、安全は根本的な問題なので、日本はこれからも食に関してやはり、カイツブリにならないように見ていかないといけないなと思います。

    よく持続可能な社会づくりなどと言われてサスティナビリティという言葉が使われていますけれども、まさにサスティナブルな世界を畑にも、海にも、そして酪農関係にも進めていかないと、我々は食べるものが本当に無くなってしまうなと思っています。GAP対応出来れば輸出もできるのです。グローバルGAPは、世界に通じるトレーサビリティのある食材の構築の仕方ですので、これを我々はちゃんと守っていけるようなそういう社会にしていきたいなと思っております。

    もうひとつお伝えしたいのは、そのきっかけとして食育というのはやっぱり安心安全。これを英語に直すと”Eating Education”食べ方の教育です。まずその時期が非常に重要なのです。私は世界中をまわる機会が多くて、いろんな家庭にも行きます。ところが、日本ほど家族構成が壊れた国は無いです。と言うのは、まずおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に住んでいないお宅というのが増えてきました。今は驚いたことに80パーセントが核家族になってしまった。そうすると、誰が食べ方の教育、食べ方自体を教えてくれるのでしょうか。

    実はオリンピックでメダルを獲っている人というのは幼児期までにスポーツを始めた人なのです。ピアノやバイオリンが上手い人、巨匠と言われる人は幼児期までにピアノやバイオリンを触った人なのです。白い布がありましたら、これを置いておくと水をかけるとすいすい吸ってくれます。生まれたときは白い布巾なのです。それがだんだんいろんなものを吸収してしまって、最終的には吸収ができない身体になってしまう。しかし幼児期というものは、今更戻れないわけです。ですから周りに幼児期のお子さんがいましたら是非今のうち、と教えてあげてください。

    ということで、その一番大事な時期に我々は箸の持ち方とか、そういうものを家庭教育として教えなければならないのが崩れてしまった。これをなんとか日本では学校教育に入れようと思って教科書まで作ったのですけれど、文部科学省から時間がありませんと言われてしまいました。これから時間をとってもらえるような、そういう体制をこれから改めて作っていければと今思っております。

    ありがとうございました。

    ニコニコBOX情報

    苅田 吉夫さん

    師走となり、毎日あわただしい時間が過ぎていきます。

    片岡 雅敦さん

    劒物さんイニシエーションスピーチがんばってください!

    小笠 裕子さん

    今年も残り少なくなりました。おいしいお食事をいただいて、カゼなどひかずにがんばりましょう。

    大橋 裕治さん

    劒物さんのイニシエーションスピーチを楽しみにしております。どうぞよろしくお願い致します。

    杉本 潤さん

    末松さん、早く治りますように。

    宇佐見 千嘉さん

    一年も夢と過ぎ、早いもので12月となってしまいました。今年も皆様ありがとうございました。

    渡辺 美智子さん

    亀山さん川上さん、本日は宜しくお願い致します。劒物さん、イニシエーションスピーチ楽しみにしております。

    鈴木 聡子さん

    劒物さん、イニシエーションスピーチ宜しくお願い致します。

    カトーエミイさん

    昨夜は今年最後の満月が冴えわたっていました。翌日の少し欠けた満月をハワイでは”マヘアラニ”と呼び、慢心にならない美しさを意味します。

    中川 勉さん

    晩秋ですね。

    12月4日 合計 33,000円 累計 833,000円

    12月4日のお食事

    12月4日のお食事

    12月4日の例会出席率(暫定)

    • 会員の例会出席数(出席率) 33名(75%)
    • ゲスト・ビジターの参加者数 4名

    ※メーキャップを含めていない暫定の人数です。

    次回のプログラム

    平成29年12月18日(月)
    クリスマス夜間例会
    場所 グランドハイアット東京



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